「思い」の言葉
少しの勇気
2022-05-08
学生時分の「自殺学」に関するノートを
見てみると年間の自殺者は1万5千人と書いて
ありました。まだ自死と言う言葉が存在してい
なかった時代であります。
今現在の日本は、その倍の方が自らの命を
絶っています。
生きるか死ぬかの悩みは人生最大の問題です。
ある方は言います。
「誰かに話しても問題の解決にはならない」と…。
しかし問題の解決に至らなくても
話すだけでこころが
落ち着いたり
冷静になれたり
和らぐことがあります。
自死衝動(すぐにでも死にたい)のピークは
5分~10分と言われています。
それだけに誰かと30分程、話すだけで
気持ちにも変化が出てきます。
言えることは「話す」事で自死への
効果は間違いなく有ると言うことです。
死は恐怖です。
そして自死をするのには勇気がいります。
その勇気を語る勇気に変えてみませんか?
カウンセリングには守秘義務と言う
絶対的なルールがあります。
そのルールの下で自身の弱音を語り弱音を
見つめる…。
そこから生きる勇気が見えてくるかも
知れません。
少しの勇気を出してみませんか?
ご来室をお待ちしております。
合 掌