「思い」の言葉
立ち向かう勇気
2022-12-11
「心理療法を通して得られるのは一貫した目的
であり人生や障害に立ち向かう勇気である。」
(カール・ロジャース)
クライエントがカウンセリングを深く続けていくと
「辛さ」に直面してしまう事があります。
それは、自身と向き合うことで自己理解が深まり
日頃、気づかない、または見ないように
している自身の「弱点」「未熟さ」を
素直に見つめてしまう事があるからです。
そこで「辛さ」が原因でセッションが
中断してしまうことがありますが
その「弱点」「未熟さ」が
クライエントの抱える「人生の障害」
でもあります。
もし、セッションを中断しまいたいほどの
こころの辛さを感じるのであれば
その事を素直にカウンセラー(セラピスト)に
話してみて下さい。
確りとしたカウンセラーであれば
その気持ちを丁寧に受け止めてセッションを見直し
修正を図ってくれることでしょう。
面接のペースはあくまでも
クライエントが主導であり
カウンセリングはこころに重荷がある
クライエントの為のものであります。
クライエントとカウンセラーが
立ち向かう勇気と人生の障害を
共に見つめて行く事が
カウンセリングに於ける
セッションの意味合いです。
合 掌