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「思い」の言葉

傷跡

2025-09-06






カウンセリングはクライエントの
こころの「重荷」が中心として
始まっていきます。

その重荷は大変重く一人では
抱えきれないほどの重さ(悩み)が
あります。

カウンセラーはクライエントの
重荷を半分背負い、その物語に
共に歩んでいきます。

その物語には
情けなさ、理不尽さ、切なさが
潜んでおり

触れるように何度も何度も
視点を変えて文脈を変えて
語っていく…

語るうちにクライエントの
物語が何処となく柔らかくなってくる…


その物語にクライエントの
こころの「傷跡」が残ったとしても
どこか収まるものが出てくる…

カウンセリングとはその様なものです。

こころの「傷」が「傷跡」になる

そして「傷跡」を通してクライエントが
人間として成長していく…

それがカウンセリングの
一つの意味かもしれません。

             合 掌


不動山髙野寺
〒088-1124
北海道厚岸郡厚岸町宮園2丁目6
TEL.0153-52-5344
FAX.0153-52-5344
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