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「思い」の言葉

読む

2023-09-02







「体がすこしらくになったら、本を読みなさい。
 問題の多くは、自分だけの問題にとらわれすぎる
 ところから生まれるものよ。
 ろくでもないことは、いくら考えたって、
 ろくでもないままだわ。本を読めば読んだだけ、
 あなたはあなたから解放される」
               
            (森絵都『ママ』より)



臨床心理学を学ぶ上で
よく言われることは


「一冊の専門書を読むよりも
      十冊の小説を読みなさい…」


それは、様々な人の生き方に
触れると言う事であります。

所詮、人の生き方は自分の
生き方しか分からない…

しかし、小説を通していろいろな
生き方を学んでいく意味でもあります。


カウンセリングのセッションの場は
クライエントが現在、抱えている

心の重荷を通して、その人間の生き方を
見つめて探していくものでもあります。

人にはそれぞれの価値観、教育力、経済力が
存在します。

それだけに人それぞれ生き方と言う
物語も違います。

そこには答えの正解も不正解も違い
正しさも違います。

その答えを探しクライエントが抱える
重荷を解放する為にも

クライエントの物語〈本〉を共に
読んでいくのがカウンセリング於いての
一つの側面でもあります。

              

               合 掌



不動山髙野寺
〒088-1124
北海道厚岸郡厚岸町宮園2丁目6
TEL.0153-52-5344
FAX.0153-52-5344
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