「思い」の言葉
対決
2018-09-30
心理臨床のカウンセリングの場は
「対決」の場かも知れません。
それは、クライエントの内面における
こころの対決です。
カウンセラーは、その対決に寄り添います。
クライエントを労り、大切に思いながら…
その対決がないとクライエントの
未来への扉が開かないかも知れません。
合 掌
マイナス思考
2018-09-29
こころをキズつける要因の1つが
「マイナス思考」です。
「マイナス思考」でいるとマイナスの
繰り返しが始まってしまいます。
その繰り返しがこころを苦しめてしまいます。
そう言う時、どうするか?
まず、2分間でよいですから他のことを
してみてください。
散歩・ストレッチ・テレビを見るとか
誰かとおしゃべり…
そんな別なことをすると「マイナス思考」も
どこかに行ってしまうかも知れません。
合 掌
性格
2018-09-28
「私の、この性格疲れる…」
こんな思いをされている方は
多いかと思います。
性格は変えることは難しいです。
でも
フルモデルチェンジは出来なくても
マイナーチェンジは出来ます。
心理臨床のカウンセリングの場は
性格を変えるのではなく
深く味わっていきます。
そうすることによって自分自身の性格が
許せたり発見したり
気づかなかったものが出てきたりします。
今の自分の性格は捨てたものではないですよ。
合 掌
白か黒
2018-09-27
「今の世の中は、あまりにも早急に「白か黒」という
判断を求めすぎではないでしょうか…」
(村上春樹「職業としての小説家」)
こころの課題は早急に「白か黒」を
判断できるものではありません。
最近は短期療法が求められていますが
そう簡単に人のこころは変われません。
心理臨床・カウンセリングの
良いところは「白と黒」をはっきり
させないところです。
「白と黒」をはっきりさせないところに
本質があるのかも知れません。
合 掌
悲しみ・苦しみ
2018-09-26
お釈迦様は言いました
「人生は苦」だと。
確かに苦しみ多き世の中です。
思いとおりにならなかったり
願っていたことが出来なかったり
愛する人との別れがあったり
しかし言えることは
「悲しみも苦しみもあってこその自分」
その「悲しみ・苦しみ」も受け止められる
ことが自分自身の成長でもあります。
合 掌