本文へ移動

「思い」の言葉

RSS(別ウィンドウで開きます) 

治す(る)・直す(る)

2024-12-01









治す(る)とは…病気や怪我を健康な状態に
する。
直す(る)とは…物や人を本来の状態にする。


「治す(る)」は医学的意味での治療を意味         します。

  そして

「直す(る)」は「修理」「修正」「整える」を
 等の意味合いがあります。


異論はあるかも知れませんが
心理カウンセリングで
「こころ」を概念とした時

「直す(る)」と言う方法でクライエントと
 接する方がふさわしい様に思います。

苦しさや悲しさ孤独感でいたたまれなく
こころが乱れて歪み
本来の自分自身ではない時

カウンセリングでは
クライエントのこころを
大事にし癒やして整えていきます。

そこには、クライエントを大切に
思うからこその「直す(る)」が
存在するのであります。


                 合 掌

乗り越える

2024-11-06







誰もが生きていると不安や悲しみ
時にはトラウマとなってしまう程の
苦しみを体験してしまうものがあります。

ある著名な方が言っておりました。
「トラウマはいくら
  治療しても良くならない」と。

もし、そうだとすると大事なことは
そのトラウマに影響される事のない
こころ作りが大切でしょう。



心理療法(カウンセリング)は
クライエント自身の力によって
今の苦悩を乗り越えていくものです。

その複雑な苦悩を見つめて
深めていきながら
そして、柔らかく触れながら

自身に合うこころの収め方を
探して見つけていく…

それが、トラウマや不安を抱えても
生きていける力と変わることだと思います。


                 合 掌


一つ一つ

2024-10-03






心理カウンセリングで成されていることは
華やかさのない地味な作業の積み重ねです。

人は生きていると様々な困難にぶつかり
理不尽な事にも多く遭遇します。

クライエントはそんな境遇で
不安に飲み込まれ希望を失い
こころが混乱してしまいます。

しかし、その苦悩を誰かが親身に
理解してくれて憂いてくれると

人は、それだけでこころが和らぐ
ものでもあります。

現実は変わらなくても
不安の形が柔らかくなる
ものでもあります。



カウンセリングは神秘的な
魔法のようなものではありません。

根拠なく無責任に「絶対に良くなる!」と
断言出来る物でもありません。

大事なことはクライエントの「思い」に
一つ一つ大切に触れていくことです。

               合 掌



折り合い

2024-09-02







心理カウンセリングは「折り合い」の
作業かも知れません。

生きていると人にはどうすることも
出来ないことが多々あります。

そして人は、そこで嘆きます。

それと共に自身の内面に湧き上がる
思いに触れていき

時には

過ちを後悔しり
または人を恨んだり
情けなさを痛感したり

そんな自分の内面と時間を掛けて
素直に向き合って行くと

どこかでこころの「折り合い」が
出てくるものです。

その「折り合い」とは人それぞれの

安堵感であったり…
諦めであったり…
または未来だあったり…

その様な自身の「生きる」と
向き合う事でこころに

「折り合い」が生まれてくることでしょう。


          合 掌




感じ取る

2024-07-02







カウンセリングの場で不可欠な事は
「感じ取る力」です。

その為にカウンセラーは
クライエントに対して全身全霊で
耳を傾けていきます。

そこに必要な事は
「傾聴」「受容」「共感」
と…

そして「人間理解」です。


世の中は不理解な世界です。

不理解な世界だけに
人はもがいて悩みこころを
痛めていきます。

でも、そこで自分の気持ちを
理解をして、感じ取ってくれるのであれば

それだけでも人はこころが
楽になるものです。

こころの支援に必要なことは
この「感じ取る力」です。

           
            合 掌
不動山髙野寺
〒088-1124
北海道厚岸郡厚岸町宮園2丁目6
TEL.0153-52-5344
FAX.0153-52-5344
1.カウンセリング
2.葬儀
3.法要