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「思い」の言葉

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癒やしと理解

2022-09-24
心理臨床の
カウンセリングの
大切な事として

「癒やしと理解」が
あげられます。

「癒やし」とは「和らげる」
「理解」 とは「安心」です。

人はこころに重荷を持ったとき
極度の緊張感を感じてしまいます。

その緊張感は
不眠をもたらしてしまったり
深く悲しんだり
不安感やイライラとした感情

そんな緊張感に包まれている
クライエントにカウンセリングでは

「癒やし」としての「和らげる」と
「理解」としての「安心」を
もって接していきます。

そうすることによって
クライエントは今抱えている

重荷の心情を不安感なく
吐露していく事が出来て
いくことでしょう。

             合 掌




困った人

2022-08-31
世の中には「困った人」がいます。

暴力的な言葉や
意味不明な行動
必要以上に不安をあおる人 
など…

そんな「困った人」の話を
聞いてみると

酷く自分が「困って」いることを
話してきたりします。

そうです…
「困った人は困っている人」
でもあるのです。

心理臨床のカウンセリングは
言葉だけではなく

クライエントの
行いや顔色、声のトーンなど
総合的に静かに「耳を傾けて」
理解していきます

その理解は心理的な支援へと
繋がっていきます。

相手の行いをそのまま理解するのではなく
深く見ていく事によって

より「困った人」の「困った」事を
理解が出来ていくことでしょう。

                 合 掌

2022-07-17
心理臨床における
カウンセリング
の場では「涙」は
つきものです。

言い換えると人は「涙」を流す
事によってこころが癒やされて
いくのでしょう。

人は泣くことなくこころが
一気に回復するのは
無理なことかも知れません。


カウンセリングの場は涙を
沢山流しても良い場です。
そして、枯れるまで
流しても良い場です。

泣いて眼が腫れてしまっても
1日眠ったら
眼の腫れも治まります。

そうやって人は自分自身の
こころを再生
していくのでしょう。

そう思うと「涙」はこころが
回復する為のプロセスの
一つです。

そんな人間らしい自然な「涙」を
カウンセリングの場では
大切にします。

         合 掌

2022-07-08
一つの比喩ですが
人には、それぞれの
こころの「器」が
あると言われています。

小さい人や大きい人
狭い人や広い人

人それぞれの「器」が
あると…

その「器」に容量があるときは
日頃我慢をしているストレスも
納めることが出来ますが

危険なのは「器」にあふれて
しまうほどの負荷が掛かって
しまった時

小さな出来事が切っ掛けで
こころが疲れ切り自分の人生を
終わらしてしまいたい事を
深く考えてしまいます。

それは、自分だけではなく
周りの人にも大きな影響を
与えてしまいます。

カウンセリングと言う物は
その「器」の中の物を
整え、整理をし

それと共に自身の「器」を
作る物でもあります。

自身の「器」を見つめたいと
思いましたら
どうぞ、ご来室下さい。



         合 掌

なるようになる。

2022-06-03
「なるようになる。
なるようにしか
ならない。

そう思っていればなる
ようになります。

気を病むとほんとうの
病気になってしまいます。」
(南木佳士『阿弥陀堂だより』より)


カウンセリングのセッションは
クライエントを思う労りと
優しさだけではなく

時には厳しい

クライエント自身が
隠している部分
見ないようにしている
こころの部分に触れる
ことがあります。

そのこころの部分は
怒りや、嘆き、葛藤があり
クライエント自身を
苦しませる源かも知れません。

そんな辛い部分を丁寧に
触れていくと
その辛さが勇気へと
変わっていく事があります。

そして

自身の目の前の現状は
変わらなくても
こころに変化が表れ

「なるようになる…
なるようにしかならない…」
と言う

こころの強さが、きっと
生まれてくることでしょう。

                合 掌
不動山髙野寺
〒088-1124
北海道厚岸郡厚岸町宮園2丁目6
TEL.0153-52-5344
FAX.0153-52-5344
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