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「思い」の言葉

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困った人

2022-08-31
世の中には「困った人」がいます。

暴力的な言葉や
意味不明な行動
必要以上に不安をあおる人 
など…

そんな「困った人」の話を
聞いてみると

酷く自分が「困って」いることを
話してきたりします。

そうです…
「困った人は困っている人」
でもあるのです。

心理臨床のカウンセリングは
言葉だけではなく

クライエントの
行いや顔色、声のトーンなど
総合的に静かに「耳を傾けて」
理解していきます

その理解は心理的な支援へと
繋がっていきます。

相手の行いをそのまま理解するのではなく
深く見ていく事によって

より「困った人」の「困った」事を
理解が出来ていくことでしょう。

                 合 掌

2022-07-17
心理臨床における
カウンセリング
の場では「涙」は
つきものです。

言い換えると人は「涙」を流す
事によってこころが癒やされて
いくのでしょう。

人は泣くことなくこころが
一気に回復するのは
無理なことかも知れません。


カウンセリングの場は涙を
沢山流しても良い場です。
そして、枯れるまで
流しても良い場です。

泣いて眼が腫れてしまっても
1日眠ったら
眼の腫れも治まります。

そうやって人は自分自身の
こころを再生
していくのでしょう。

そう思うと「涙」はこころが
回復する為のプロセスの
一つです。

そんな人間らしい自然な「涙」を
カウンセリングの場では
大切にします。

         合 掌

2022-07-08
一つの比喩ですが
人には、それぞれの
こころの「器」が
あると言われています。

小さい人や大きい人
狭い人や広い人

人それぞれの「器」が
あると…

その「器」に容量があるときは
日頃我慢をしているストレスも
納めることが出来ますが

危険なのは「器」にあふれて
しまうほどの負荷が掛かって
しまった時

小さな出来事が切っ掛けで
こころが疲れ切り自分の人生を
終わらしてしまいたい事を
深く考えてしまいます。

それは、自分だけではなく
周りの人にも大きな影響を
与えてしまいます。

カウンセリングと言う物は
その「器」の中の物を
整え、整理をし

それと共に自身の「器」を
作る物でもあります。

自身の「器」を見つめたいと
思いましたら
どうぞ、ご来室下さい。



         合 掌

なるようになる。

2022-06-03
「なるようになる。
なるようにしか
ならない。

そう思っていればなる
ようになります。

気を病むとほんとうの
病気になってしまいます。」
(南木佳士『阿弥陀堂だより』より)


カウンセリングのセッションは
クライエントを思う労りと
優しさだけではなく

時には厳しい

クライエント自身が
隠している部分
見ないようにしている
こころの部分に触れる
ことがあります。

そのこころの部分は
怒りや、嘆き、葛藤があり
クライエント自身を
苦しませる源かも知れません。

そんな辛い部分を丁寧に
触れていくと
その辛さが勇気へと
変わっていく事があります。

そして

自身の目の前の現状は
変わらなくても
こころに変化が表れ

「なるようになる…
なるようにしかならない…」
と言う

こころの強さが、きっと
生まれてくることでしょう。

                合 掌

少しの勇気

2022-05-08
学生時分の「自殺学」に関するノートを
見てみると年間の自殺者は1万5千人と書いて
ありました。まだ自死と言う言葉が存在してい
なかった時代であります。

今現在の日本は、その倍の方が自らの命を
絶っています。

生きるか死ぬかの悩みは人生最大の問題です。

ある方は言います。
「誰かに話しても問題の解決にはならない」と…。

しかし問題の解決に至らなくても
話すだけでこころが

落ち着いたり
冷静になれたり
和らぐことがあります。

自死衝動(すぐにでも死にたい)のピークは
5分~10分と言われています。

それだけに誰かと30分程、話すだけで
気持ちにも変化が出てきます。

言えることは「話す」事で自死への
効果は間違いなく有ると言うことです。

死は恐怖です。

そして自死をするのには勇気がいります。

その勇気を語る勇気に変えてみませんか?

カウンセリングには守秘義務と言う
絶対的なルールがあります。

そのルールの下で自身の弱音を語り弱音を
見つめる…。

そこから生きる勇気が見えてくるかも
知れません。

少しの勇気を出してみませんか?

ご来室をお待ちしております。

             合 掌



不動山髙野寺
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TEL.0153-52-5344
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