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「思い」の言葉

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対等

2021-03-25
カウンセラーとクライエントの
関係は「対等」の関係であります。

学校の教師と生徒のような
関係でもなく

会社内の上司と部下の関係でも
ありません。

指導する立場でもなく
教えを請う関係でもありません。

あくまでも相手との「対等」の
関係であります。

「対等」の関係であるだけに
クライエントは自分の事を素直に
語れることが出来ます。
普段言えないこと言いにくいこと…

その語る事からカウンセラーは
クライエントの生き方を追体験
していきます。

その追体験が「共感」というものです。

上下の関係ではない「対等」の関係で
あるからこそ相手のこころを理解し
分かち合える事が出来るのでしょう。

         合 掌

2021-02-28
人はどんなに能力があり
輝いている人にも
「影」の部分があります。

その「影」の部分は
時には日常の生活に
影響を与え蝕む
事も只あります。

セラピー
カウンセリングの場は

そんな「影」の部分に
触れていく場です。

クライエントを

大事にして
配慮して
傷を与えない
ように考慮して

そして
同じ目線で

クライエント自身が
勇気を持って自身の
「影」を
見つめていく
お手伝いをするのが

セラピスト
カウンセラーの
仕事でもあります。

自身のこころの「影」を
感じる物がありましたら

どうぞ、ご来寺ご来室
下さい。


      合 掌




1人

2021-01-30
「人間はなかなか一人では生きられない。
孤独は恐ろしい。自分の存在を認めて
くれる人がいることで、人間はどれほど
安定しておられるかわからない。」
(河合隼雄『大人の友情』より)

人間は孤独な存在です。

それは

家族がいても
友人がいても

孤独を感じてしまうのが
人間です。

それだけに人は縋る物を
求めてしまいます。

仕事であったり
お金であったり
宗教であったり

しかし、縋る物がある人は
幸せです。縋る物があるだけに
孤独ではないのですから…。

本当の孤独は、その縋る物も
ないことです。

心理臨床のカウンセリングは
「自分作り」の作業です。

今、目の前にある孤独という悩みを
見つめて、迷い、考え、

1人の自分の存在を認めて
作っていく作業でもあります。

そうすることによって

1人では生きられない世界が
また違って見えてくるかも
知れません。

          合 掌

本年も

2021-01-17
早いものでお正月が過ぎ
小正月も過ぎました。

コロナ禍の中、生活も通常の
日常に戻ってきました。

生きていると様々な事に
出くわします。

心躍る日もあれば
どんよりと曇ったり
冷たい雨の日もあったり

そう思ったら
生きることは
忙しいことです。

もし、こころが忙しく感じ
折れそうなときは

ご遠慮なくご来室をしてみてください。

カウンセリングは
人を大切にする事です。

自分のこころを大切にしたいと
思いましたら、ご来室、ご来寺を
お待ちしております。

           合 掌


あたりまえ

2020-12-31
本年も早い物で12月31日を
迎えました。

今年はコロナ禍と言うことで
様々なことが制限されて
不自由な生活が続いたこと
だと思います。

それだけに「あたりまえ」の
ことが何と幸せなことであったかと
気づかされる年でもありました。

年末年始には
お仕事の方もいらっしゃるかと
思いますが、お休みの方は
身体の休養と共にこころも
リラックスしてください。

そして、来年こそはコロナ禍も
収まって「あたりまえ」の
幸せの年であることを
切に願います。

本年はお世話になりました。
どうぞ、良いお年をお迎え下さいませ。

              合 掌

不動山髙野寺
〒088-1124
北海道厚岸郡厚岸町宮園2丁目6
TEL.0153-52-5344
FAX.0153-52-5344
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